中松屋について

栗菓子処 中松屋の
こだわり

中松屋は、昭和元年に岩手県岩泉町で創業し、おかげ様で今年で九十三年になります。
初代店主が菓子店として創めたこの店は、2代目店主の代から栗をメインとした様々な銘菓を生み出し、岩手県はもとより全国各地にその名を馳せることとなりました。

 

栗の持つ独自の美味なる甘さに惚れ込み、その甘みを損なわずより一層引き立たせる菓子をつくるにはどうしたらよいか、店主の試行と追究が始りました。
有名といわれる他店の栗菓子を和洋問わず取り寄せ試食し、そのどれとも似ない中松屋独特の味をつくろうと、栗1つ1つを厳選し余計な華美な味でごまかさず、当店の職人と共に何度も作り直した末に、今日の“中松屋ブランド”を打ち立てた栗菓子の数々が誕生しました。

 

現在店主は、今もなお新たな栗の菓子のレパートリーを増やすべく日々“格闘”しており、この店主の飽くなき探求心と活力が中松屋の栗菓子の美味さがいつまでも保たれている大本といっても過言ではないかもしれません。

神秘の地底からの
恩恵

もうひとつ、中松屋の立て役者で忘れてはならないのが、岩泉の誇る鍾乳洞「龍泉洞」の存在です。 日本三大鍾乳洞と言われる龍泉洞の地下から滾々と湧き出る、清冽で澄み切った名水の恵みがあればこそ、純粋な栗本来の甘みを損なうことなく皆様にお届け出来る要因に1つと信じております。 当店のすぐ後ろを流れる清水川も、龍泉洞の湧水が流れ出てできた、名の通り清らかな川です。このようなあふれる自然の恵みの直中で当店の菓子は作られています。

 

これからも皆様のご期待を裏切ることのないよう栗の味を守り続けてまいりますので、今後とも末長くご利用いただけますよう心よりお祈り申し上げます。